交通事故の治療と足のケア

交通事故で見られる症状の改善は？

交通事故の治療では往々にして（追突事故の場合等）ストテートネックという頸椎が生理的前湾を失った状態になることがあります。

この場合、投薬、理学療法が中心になりますが、治療家の皆さんが悩むのはこのストレートネックの症状を緩和したいことなのです。

実はストレートネックだからと言って、頸だけを治療していても中々改善しないのを経験した治療家の先生も少なくないのが実情で、言わば「厄介な症状」とも言えるのです。

結果、治療期間は長期化してしまいがちで、保険会社からも「まだ治療は必要ですか？」との問い合わせをプレッシャーに感じてしまう治療家の先生も少なくないようです。

 では、どのようにしたらよいのか？

交通事故でストレートネックを呈した場合、頸だけに治療を集中していても効果として報われない場合があります。

これは、診方の問題もあるかとは思いますが、ストレートネックを診る場合、脊椎全体の状態がどのようになっているかを診る必要があります。

要するに、骨盤の傾きも関係します。

いくら頸椎にアプローチしたところで骨盤が後傾（立った状態）していると、腰椎、胸椎、頸椎も生理的湾曲を失ってしまいます。

ですから、脊椎の生理的前湾を取り戻すためには骨盤の正しい位置が絶対条件になるわけです。

結果

骨盤の正しい位置にアプローチするためには、「足の状態」「足の使い方」を改善することが必要で、治療する側も交通事故で整骨院などで治療していただく患者さん側も必要な知識となります。

参考にお役立てていただければ幸いでございます。

 

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